
基本のおススメ、アロマテラピーのレスキュー
私の赤いノート、では、怒り・緊張・鬱・恐れなどの気持ちの中でも、何を原因としている、どのような性質のものなのか、で対処のアロマが細やかに違います。私の茶色のノートでは、皆さんの既往症やウイークポイントによって、対応させるのに適したアロマがございます。
今日は、初めてなので、現代人に便利なものをいくつかご紹介します。皆さんの直感的な方法で使ったらいいと思います。お風呂に垂らすもよし、クリームやスプレーにするもよし、何かにしみこませたり、小瓶ごと、持ち歩くのもよし。
私のおススメは、全身塗布です。セサミオイルやグレープシードルオイルで、大匙1杯くらいを使い、その中に対応するエッセンシャルオイルを数種類入れて、お風呂上がりの滴のついた身体全身に滑らせて乳化した状態ですぐに素肌に吸い込ませる方法です。効いたなあー。身体にも心理的にも、としっかり感じるにはこの方法が一番でしょう。
さて、メンタルライフ、ヘルシーライフ、に主なおススメ、です。
<1>朝起きて、軽い憂鬱 ・・・ リクアツベバ
酸味のある明るく爽やかな香り。柑橘系っぽいですが、オレンジやグレープフルーツ、タンジェリンなどよりも随分強いです。この強さがうなだれた首を持ち上げて、やがて笑顔にしてくれます。
<2>身体の痛み、心の痛み ・・・ラヴェンダー
骨折、打ち身、失恋、存在を傷つけられたこと、、心の痛みにも肉体の痛みにも効くのがラヴェンダーです。お肌の乾燥・脂性が極端に入れ替わる不安定なお肌にもいいですよ。
<3>言葉の暴力・いじめに負けない・・・パチョリ―
濁りのあるにおいで、土のにおい、という感じですが、重さのある香りで、丹田を重さで落ち着けてくれる感じです。何を言われても動じなくなれるので不思議です。乱暴な言葉に身体が震えるようなことは無くなります。腹や背中に塗ったり、手からひじにかけて塗って少し香りが残るようにするといいかもしれません。
<4>恒常機能の乱れ、自律神経失調気味・・・マンダリン
脳の視床下部、下垂体あたりは、現代人が電磁波でやられている部分です。本能記憶を司る海馬なんかがあるあたりですが、ホルモン分泌を含む、恒常機能を司っています。マンダリンの香りでだいぶ回復します。毎朝、髪にスプレーすると気持ちいいですよ。
<5>自閉気味。胸郭が縮こまって呼吸が小さい・・・ユーカリ、エレミ
ユーカリの中にもいろいろな種類がありますが、レモンに近い香りの物もあります。ユーカリは心を開くオイルです。落ち込んでいて目がよく見えない時、ユーカリのキーワードは明瞭、でもあります。殺菌効果もありますので、持ち物をこれで拭いておくのもよし。エレミは明るい香りですが、免疫賦活効果があります。人間、免疫が高いときは明るくなります。
<6>緊張してる。リラックスしたい・・・樹木系がおすすめ
シダーウッド、ローズウッド、モミ、ヒノキ、パイン、など、樹木系は殺菌の成分もありますが、何よりリラックスします。好きな香りを探しておきましょう。お花系のものも、もちろん良いですよ。
<7>悲しみに対処する・・・・サイプレス・サンダルウッド
悲しみを流し去る、野で有名なのがサイプレス。ジントニックなどの香り、ジュニパーも、さっぱり切りっとする感じで、非常にいいと思います。サンダルウッドは祈り、焚き上げてしまうイメージですが、甘い香りが慰めになります。
<8>怒り→女らしさを取り戻す・・・・ゼラニウム、ローズ
ゼラニウムはむくみにもよく、強いストレスで寝付かれない方も良く使います。ローズは高いですが万能。慰めにはもっとも優しい香りです。パルマローザというイネ科の植物は酸味が強いですが、心理的に順応を促します。ネロリは本当に参っている女性におすすめです。
<9>ユニセックスな香り。痩身・・・・プチグレイン
あまり女っぽい香りは職場には良くない、、、なんて方、プチグレインを全身塗布しても、本当に嫌味がありません。オレンジの葉、なのです。痩身効果もありますし、適度な爽快感もあってストレスをためにくく、しかもほのかに甘い余韻。好感度抜群です。女性にも男性にもお勧めです。
本当に、ミュージシャンて麻薬やるとかよく伝記に書いてあるじゃないですか。私が中学生の頃は、校内暴力が流行っていたころで、シンナー遊びとかも流行っていて危惧されていましたが。
その代わりに、アロマの小瓶を鼻に近づけて嗅げばいいんですよね、と思ってました笑。ホント、辛いときでもいい気持ちになれるし、捕まることもないし(笑)。
自殺しようかなんて忘れてしまいますわ。自然の中に顔をうずめてしばし、癒されたら、そんなんどーでも良くなりますよ。
そして、自然の良い香りは、周りの人もそんなに悪い思いしませんからね。